古銭を買うなら、現在の価値よりも将来の価値が高くなる種類を狙いたいものですよね。
今後価値が高騰するかもしれない硬貨をまとめました。
理由も添えて紹介しているほか、財布の中に入っているかもしれない身近な硬貨の情報も盛り沢山なのでチェックしてください。
古銭は発行枚数の少ない製造年のものが高値で取引される傾向があります。
2019年5月に元号が変わった影響で、2019年に発行された「平成31年」および「令和元年」の硬貨は将来的に価格が高騰するかもしれません。
財務省の公開している「貨幣の製造枚数」を見る限り、例年に比べて発行枚数が少ないワケではありませんが、元号の代わり際という理由で付加価値を感じる方が多いでしょう。
また、昨今は1円・5円・50円の新硬貨発行枚数が少なくなっています。
元号の変わるタイミングでなくても、ここ数年で発行された硬貨は将来的に高騰する可能性があるので大切に保管しましょう。
エラー硬貨はズレや穴なしなど、製造工程でミスをした状態で流通してしまった硬貨です。
日常生活の中では滅多に見つけることができない稀少な硬貨ですが、専門店から購入しても将来的に高騰するかもしれません。
硬貨の製造技術および管理体制の進化によって新たにエラー硬貨が市場に出回る確率は低下していて、硬貨の流通量に対するエラー硬貨の割合は年々低下しています。
エラー硬貨の大半は既に大きなプレミアが付いているので過度な期待はできませんが、将来的に価値の上値余地はまだまだありそうです。
買値よりも高く売りたい転売目的の場合は新しく発行される記念硬貨を狙うとよいでしょう。
2019年以降は2020東京五輪記念硬貨の受付が始まっているほか、2019年に発行された天皇陛下御即位記念硬貨も販売価格を上回る金額で流通しています。
抽選に当たった人しか買えない記念硬貨は軒並み申込をするとよいでしょう。
記念硬貨を狙う場合は、オーストラリアで毎年デザインを買えて発行されるカンガルー金貨など外国の硬貨を選択肢に入れるのも一つの手です。
人気の高い記念硬貨は買ってすぐに転売しても定価(販売価格)に比べて2割前後高い金額で売れる可能性があります。
新しく発行される普通の硬貨でも、未使用のまま保管すれば将来的に高騰するかもしれません。
発行枚数が多ければ大幅な高騰は期待できませんが、数年後には製造年の硬貨はたくさんあっても未使用品は貴重な状況になります。
未使用の硬貨は銀行窓口を通じて50枚単位で取り寄せることができます。
毎年全硬貨の未使用品を取り寄せて保管しておけば、数年後に大化けするかもしれませんよ。
高騰しなくても普通の現金として使うことができるので、投資としてのリスクは限りなく低いです。