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世界の激レアコインを厳選してピックアップ!硬貨の魅力に迫る

世界には、日本ではあまり考えられない特殊な事情を抱えて製造された“レアコイン”があります。その稀少価値や落札価格は跳ね上がるものの、コイン収集をする上では世界の市場も確実にチェックしておきましょう。

日本以上に珍しい世界中の硬貨

世界地図とコイン

 

古銭の魅力に取り憑かれたならば、一度は世界のレアコインにも目を向けてみましょう。
日本から見ると珍しい事情で製造された思わぬレアコインに巡り会えるかもしれません。
今回は、世界的に有名なレアコインの魅力を厳選してご紹介いたします。

 

ラムダカット角型クリッペ金貨・地球上の羊

ラムダカット角型クリッペ金貨

 

「ラムダカット角型クリッペ金貨・地球上の羊」は、ドイツのニュルンベルクで作られた金貨です。
前面に旗を持った羊が描かれていることが特徴的で、羊が描かれたダカット金貨という意味でラム・ダカットと名付けられています。

 

ラムダカット金貨は総じて人気が高いですが、特に四角形で作られた「ラムダカット角型クリッペ金貨・地球上の羊」は、圧倒的な稀少価値も相まって非常に人気が高いです。

 

ツイン・カレンシー・コイン

「ツイン・カレンシー・コイン」は、文字通り2種類の国で通貨としての価値がある1枚の貨幣です。
第二次世界大戦で連合軍に支給する給金として、2つの国にまたがった貨幣が必要になり製造されました。
歴史的に見ても非常に珍しく、最大で1,000万円前後の買い取り価格がつくほど貴重な古銭です。

 

英領西アフリカペニー白銅貨

英領西アフリカペニー白銅貨

引用元:バイセル

 

「英領西アフリカペニー白銅貨」は、1945年にイギリスのバーミンガム私立造幣会社が製造したコインです。
コインには当時の国王の名前が刻印されていたのですが、その名前が間違えて前国王のものとなっており回収騒ぎになりました。

 

エラーコインは10枚前後しか製造されなかった上に、外貨には珍しく穴あきコインだったことも相まって稀少さは非常に高いです。

 

フローイング・ヘア・ダラー

フローイング・ヘア・ダラー硬貨

引用元:Wikipedia

 

「フローイング・ヘア・ダラー」は、アメリカで誕生した最初の1ドル硬貨です。
1794年と1795年の2年弱の間にしか製造されておらず、アメリカ市場最も歴史が古く最も価値の高い硬貨として認識されています。

 

当時のアメリカ合衆国での意味合いを考えるとただの1ドルに収まらない価値があり、オークションに出品された際には“100億円以上”の価値が付くほどアメリカにとって重要なコインです。

 

セイント・ゴーデンズ・ダブルイーグル20ドル金貨

セイント・ゴーデンズ・ダブルイーグル金貨

引用元:ユニバーサルコイン

 

「セイント・ゴーデンズ・ダブルイーグル」は、アメリカ合衆国の第26代大統領セオドア・ルーズベルトが彫刻家のセントゴーデンズに依頼して完成させた金貨です。
1907年~1933年の17年間に渡り製造が続けられました。

 

しかし、1933年当時の大統領フランクリン・ルーズベルトにより、ほぼ全ての金を回収され溶かされてしまった影響で、現存するコインに対しての稀少度が増しています。

 

更に広がるレアコインの世界

世界に目を向けると様々なレアコインがあります。
特に製造の背景に日本とは異なる魅力があり、レアコイン収集を本格的に行う場合にはチェックが欠かせません。

 

かつて手に入れていたコインがレアコインだった可能性もあります。一度本腰を入れて調べてみてはいかがでしょうか。